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2010-11-03

Postcards from the Edge of the Universe


もうひとつお知らせです
"Postcards from the Edge of the Universe" という書籍が出版されました(これも英語です)。
世界天文年2009のCornerstone Projectのひとつ"Cosmic Diary"(天文学者のブログ)をまとめた本です。とはいっても、すべてのブロガーの文章が本になったわけではなく、セレクトされたブロガーのもののみ。その中に、日本の天文学者として阪本成一さん(JAXA、世界天文年2009日本委員会の企画委員)が選ばれています!(すごい!)ただ、書かれたブログすべてが収録されているわけではないようですが…。
この書籍のPDF版も、ESO(欧州南天天文台)のサイトからダウンロードして読むことができます(こちらは28.4MB)。オンラインショップから購入も可能なようです。

ところでおもしろいのが、この本のタイトルのとおり、書籍紹介サイトから友人にあてて Postcard(本書で採用している宇宙の画像)をメールで贈るサービスがあるのです。私も試しに贈ってみました…自分宛に。いかにも、宇宙からのメッセージ、という感じです。

 参照:
 ・iya2009-News Release(7 September 2010, Paris):
  Cosmic Diary Anthology Released as a Free Book: Postcards from the Edge of the Universe
 ・Postcards from the Edge of the Universe (書籍紹介のサイト)
 ・天文学者のブログ(Cosmic Diary) (世界天文年2009日本のサイト)

IYA2009 Final Report

ご報告が遅れましたが、IYA2009の Final Report が発行されました。
IYA2009 グローバルサイト 9月7日付リリースにその情報があります。1300ページにも及ぶこの大作のPDFファイル(101.1MB!)はIYA2009グローバルサイトからダウンロードすることができます。もちろんすべて英語です。とはいえ、画像もたくさん掲載されていますので、興味深く眺めることができます。(そう思うのは、関わった人間だからか?)

この Final Report では、世界天文年2009(世界の148の国と地域が参加)に何らかのかたちで参加した人々は、約8.15億人にのぼる、とされています。世界人口が約69億人ですから、約11.8%。もちろんカウント方法による数字のマジックはあれど、1割という数字はなかなかすごいですね。
日本は、参加人数約600万人として報告を出しています(数え方はかなり悩みましたが…)。日本の人口を1.3億人とすると4.6%…ちょっと寂しい数字です(拾いきれなかった数は、正直たくさんありましたが)。この数字も、日本で出す最終報告書では若干変わってくると思いますが、だいたいこんな感じです。
ちなみに、IYA2009の予算規模は1800万ユーロ(参加各国の企画とGlobal Project等の合算)とのことです。

日本版の報告書は…諸々の事情により遅れています。もうしばらくお待ちください。
(ほんとうにお歳暮になりそうです…ぐすん)

 参照:iya2006-News Release(7 September 2010, Paris):
     International Year of Astronomy 2009 Reached Hundreds of Millions of People: Final Report Released


2010-01-06

Viva! Astronomia 2009!

あっという間に2009年が終わり、2010年がやってきました。
このブログで、オモテのウェブでは日の目をみることができない(?)こぼれ話をお届けしようと思っていたのですが…完敗でした。7.22日食の頃を境に撃沈。以降、復活できていませんでした。ごめんなさい。

2009年が終わりに近づいた頃から、幸い東京では晴天が続き、星空がよく見えています。年末年始もよいお天気に恵まれたため、元旦の部分月食を見た人も多かったようです(恥ずかしながら、ワタシは寝ていました)。
2009年は終わったけど、世界天文年を境に、星空を見上げる人が増えたなら、それはとっても喜ばしいことです。

世界天文年2009 万歳!
Viva! Astronomia 2009!


9日・10日の2日間、ガリレオにゆかりあるイタリアのパドヴァ大学では、国際的なクロージングセレモニー「BEYOND ASTRONOMY 2009」が開催され、国際的にもこれが正式なファイナルイベントとなります。
が、タイトルの“beyond”を見ておわかりの通り、世界天文年を今後に繋げるためのセレモニーでもあります。
海部委員長が参加なので、お土産話を今からたのしみにしています。

LINK:
  News Release - The IYA2009 Closing Celemony: Save the Date

2009-01-16

パリでの開幕記念式典(Opening Event)


日本でのオープニングイベント&セレモニーは1月4日でしたが、御本家(UNESCO & IAU)主催の国際的な開幕記念式典は、1月15・16日とパリのユネスコ本部を会場に開催されました。
日本からも、我々世界天文年2009日本委員会メンバーほか招待者が参加。式典では、前川文部科学審議官のスピーチもありました。そのようす、インターネットでも中継されていたので、残業しながらデスクで見ていたのですが、さすがにフランス語のスピーチはさっぱりわかりませんでした。前川氏は「君もガリレオ」望遠鏡をスピーチの中で紹介されていて、そのためコーヒーブレイクの際には日本の「君もガリレオ」望遠鏡(※)を紹介したブースの一角に人集りができたそうです。

掲載のスナップは、パリで式典に参加した渡部Jさんよりご提供いただきました。随分大きな規模の式典だったようです。でも、冬のパリは寒かったろうな…。



※星の手帖社「組立天体望遠鏡」、オルビィス「コルキット スピカ」の2機種あります

(2009.2.1 記)